The Truth about Pato (II) ぱとの真実2
a0076458_18482872.jpg要約

 まず、ぱとの真実1を読んでください。

 その夜、Novel(イギリスの内容に関する責任者)と話した後、僕たちは落胆した。ぱとは死んでしまった。信じられない…、僕たちのかわいいぱと。

 新しいデザインも、僕たちの訴えも彼らを説得できなかった。次の日、彼らはロンドンからマドリッドに来て、キャラクターや話において番組の方針を伝えに来ると言う。あまり、彼らとのミーティングは好きじゃなかった。共通点がなく、僕たちは昼と夜のようなものだった。

 ここで少し、僕たちが抱えていた不満を解説しておく。共同作業の段階に来て、彼らは僕たちが売った「ぽこよ」を望んでいないことが分かった。ぱとのことだけでなく、違うビジョンを持っていた。僕たちが製作総指揮の意見を聞かなければ、彼らは去ってしまうだろう。でも、新しいパートナーを探す気力もないし…と思っていたら、数ヵ月後にアン・ブローガンがグラナダに来てプロジェクトを受け継いだ。彼女は「ぽこよ」は特別だと思い、最初からやり直し、正しい形に戻ったのだ。これは、また他の時に話そう。

 ぱとに話を戻そう。ぱとは死んだのだ、その夜、ギレルモと僕は次の日のミーティングに備えて夜遅くまでオフィスにいて、あることが起こった。

 翌朝10時、ロンドンから2人訪ねてきた。ベートーベンの葬送行進曲が流れてきそうな、どんよりとした雨の日で、ミーティング・テーブルの上には木の箱があった。
「ミーティングの前に、ぱとの死に1分間黙祷をささげます。ぱとの体はその箱の中に…」と僕は始めた。
「ぱとは死ぬ前に私たちにサプライズを残しました。それは…、ぱとの息子です!」
昨夜できた新しいぱとのスケッチをたくさん広げた。もっと小さくて、ぽっちゃりしていて、黒の代わりに緑の帽子、オレンジ色の足。ぱとの息子は、最高だった。彼らはこれも拒否するのか?

 いや、彼らはぱとの息子を気に入った。ここで言いたいのは、最大の危機はチャンスでもあると。僕たちは極限まで追い詰められたからこそ、以前のぱとよりも優れたものができた。僕たちがこの番組を「僕たちのものだ」と感じたいと思うほどに、僕たちを違った形で理解してくれ、彼らがしたように僕たちをより物事を見させてくれ、より良い制作者にしてくれる。最後に僕たちは自分達の思い通りになった。困難な決定をくだすときには、これが一番大切なことなんだ。

**出てくる名前が、誰? 何? と思ったら、ぽこよ翻訳メモを参考にしてみてください。

The Truth about Pato (II)
[PR]
by transworldcafe | 2006-09-04 00:00 | 制作秘話
<< Pocoyo Old and ... Robocopocoyo ロボ... >>